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創作部TRPG班のブログ。

sousakurpg.exblog.jp

創価大学創作部にある、    TRPG班の青春っぽい    ナニか(笑)。

初クトゥルフだよ!

 皆様、ブログではお久し振りです。
 風邪をひいたり、うっかりサプライズチャートを振って先週土曜日、突発的に親知らずを抜く羽目になったりとちょっとごたごたしていた骸无です。
 ああ、いまだに歯が痛い。

 さて、今週日曜の12/14(Sun.)、はじめてのくとぅるふに挑戦してきました!
 最初ということでシナリオは
 「ひきだしの中身」
 様からお借りしてきた、短編シナリオ「静かに見つめている」でございました。
 このサイト様のシナリオは、どれも読んでいるだけで宇宙的恐怖に引き込まれて「ぐへへへへ」と笑い出してしまうようなものばかりですので、誰か私にもPLやらせて下さい(切実)。
 ちなみに管理人さんはプロのライターで、クトゥルフと帝國リプレイ「白無垢の仮面」の作者――と言えば、ご存知の方もいるでしょう。

 ある暑い日が続く夏休み、ゼミ合宿と銘打って海へ繰り出した大塚田ゼミの面々。
 しかし、ひとり先行して現地へと向かっていた筈のゼミ生「岡村浩介」は、なぜかペンションにはいなかった。……たった1件のメールを残して。
 いったい彼はどこへ消えてしまったのか?――


 という訳で、探索者の紹介に入りましょう。

・青千潮(あおき・ちしお) 20歳の女性
 平安時代から続く藤原家の末裔で、祭祀を司る家柄に生まれた少女。
 昭和の怪物と呼ばれた魔導士である祖父、岩崎潮に目をかけられて育った。
 (ここまで聞いて、ラヴクラフトの『戸口にあらわれたもの』を思い出したのは私だけでしょうか)
 10年ほど前のある日、その祖父が黄金の蜂蜜酒を口にして次元の彼方へと旅立ってしまうのを目撃するものの、正気を保って(笑)すくすくと育った。
 黒髪を長く伸ばした美人(なんてったって人類最高値、APP18)で、一人称は「私」、二人称は「君」とさばさばした男っぽい喋り方をする。
 ワークス/カヴァー:ディレッタント/大学生(笑)で、S価大学に在籍している。
 なんと〈ショットガン〉89%という、現代社会にちょっぴりあるまじき技能を持っている。
 プレイヤーはぴょろり先輩。

・設楽春一(したら・はるいち) 25歳の男性
 S価大学の大学院に在籍している、考古学専攻の院生。
 山形県のとある資産家の一人息子で、なぜか個人資産を一億円(!)も持っている。
 本人は「どうせ親の資産だ」と言ってるが。
 ちなみに少々引きこもりのケがあり、図書館に大概こもっている。
 元々は考古学系のゼミに所属していたのだが、教授が探索者だったらしく、正気度が0になって無期限入院してしまったために移った先のゼミが後述する大塚田ゼミという、不幸な男(笑)。
 何気なく〈心理学〉80%を持っていたり、人の心の機微には敏感?
 とかく暴走しがちな教授達のブレーキ役で、随一の常識人であった。
 プレイヤーは鈴村暁先輩。

・吉田紗織(よしだ・さおり) 25歳の女性
 S価大学の保健センターで働いている、看護師さん。
 出雲の大地主の娘で、幼い頃に親友を亡くした為に医療の道を志した。その彼女に教わった〈芸術:花言葉〉という技能を持っている。
 ほやんとしたお姉さんで、〈応急処置〉や〈精神分析〉を得意とする。
 シナリオのキーNPCである岡村浩介は彼女の従弟で、「浩くん」「紗織姉ぇ」と呼び合う仲。
 うっかり今回のゼミ合宿の会場提供者だったりする。
 後述する藤岡の娘とも親しい。
 彼女もかなりの常識人で、周りの個性的(笑)な人々にちょっとヒいていた。
 プレイヤーは奈月遥。

・藤岡高広(ふじおか・たかひろ) 41歳の男性
 警視庁に勤めており、階級は警部。
 筋骨隆々たる大男(具体的にはSIZ16)で、もふもふした髭を生やした、容貌魁偉な偉丈夫。
 〈マーシャルアーツ〉と組み合わせた彼の〈キック〉は、2D6+1D4ものダメージを誇る。
 ……それは人間の出せるダメージですか?(笑)
 清美という名の妻と職場結婚したが、彼女は殉職。
 以来、一人娘の高美と父娘二人で暮らしているが、彼女は最近ちょっぴり反抗期らしい。
 (ちなみに、その場でステータスをダイスで振って決めた彼女も、ダメージボーナスが入るだけの肉体能力を持っていたりする。さすが親娘)
 S価大学生で大塚田ゼミの生徒であった娘を、心配するあまりについてきてしまった(笑)。
 なんだかノリで出現した相棒のヤス(笑)がありえないほど大人気だった。
 プレイヤーは天水神無。

・大塚田雷電(おおつかだ・らいでん) 56歳の男性
 S価大学文学部の教授であり、大塚田ゼミを担当している。
 実は博物学・考古学の分野で名を成した、その世界では名を知らない者はいないほどの大教授だった……のだが、親の代からプラズマに傾倒し、「古代文明とプラズマとの関係性について」などと怪しげな研究ばかりしている為に学部長の椅子を逃した、とも言われる変人(笑)。
 父である大塚田紫電は旧日本軍の研究者で、千潮の祖父とは喧嘩友達だった。
 なんと初期正気度90という、圧倒的な数値を誇る。
 それなのに常にプラズマ発生装置を手放さない、ある意味では一番正気度の低そうな人。
 プレイヤーは遊学先輩。

 シナリオの詳細については、借り物なので割愛させていただきます。
 まあ、ついうっかりノリで泊まる筈だった民宿を紗織さん家の別荘なんかにした所為で出なかった情報があったりしたことはご愛敬(笑)。シナリオはちゃんと進んだので、良しとしておきます。
 しかし、とかく警察権力の強さを思い知らされたセッションでした。
 桜の代紋を出せばなんとかなるってスタンスはよくないと思います(苦笑)。
 おかげで、ヤスがどっちかというと悪人になってたじゃないですか?
 更に最初だからって振り直しや能力値の入れ替え周りをだいぶ緩めな基準にした所為か、探索者達が強いのなんの。
 そして皆、正気度が減らない減らない。
 (バ■■■■体を見て嘔吐する設楽と冷静に死因を確認する吉田さんの姿が印象的でした)
 ちょっと悔しかったので、最後にシナリオにはなかったんですが、ちょっくらハイドラ級の深きものと対面してもらいました。が、そこでも正気度ロールに失敗したのは大塚田教授ただひとり。
 ……なんで一番正気度の高いあなたが失敗してるんですか(笑)。
 という訳で、〈クトゥルフ神話〉を獲得したのは教授ひとりでしたとさ、という結果に。
 ふふふ、次は見てろよこんちくしょー!(ダッシュ逃げ)

 てな感じで、わがTRPG班(少なくとも我々世代では)初めてのクトゥルフ神話TRPGは、なんとか無事に成功いたしました。
 正気度の低いプレイヤー方(笑)は勿論、あまりそっち系に免疫のないプレイヤーにも「楽しかった」と言ってもらえたので、個人的には満足です。
 どうせなら同じ探索者達とまたセッションしてみたいなあ……あ、でも藤岡さんは勘弁(爆)。
 やって思いましたが、警察は強過ぎです(笑)。

 さて、クトゥルフも無事に終わったし、次は来週のリプレイセッションかな?


骸无“やっべえボスデータできてない”拝
by trpg-sosaku | 2008-12-16 02:39 | セッションレポート_2008年度

by trpg-sosaku